どうも!投資勉強マン(@toushibenkyou55)です。
今回は簿記3級で出題される勘定科目を紹介します。
これから簿記3級の試験を受験しようと考えている方は、これを見て一緒に勘定科目を覚えましょう!

全部丸暗記できるのが理想ですが、それだと頭から煙が出そうなので、仕訳問題を繰り返し解いて勘定科目に慣れてから、これを見て復習をかねて覚えるのが効率がいいと思います!
資産の部
硬貨や紙幣などの現金
すぐに現金化できる小切手や郵便為替証書なども該当
社内で発生する経費をすぐに精算するために手元に持っておく現金
小切手や手形などを用いる決済専用の銀行口座
自由に預入や払出ができる預金
期間を定めて預ける預金
代金として約束手形を受け取り、期日に手形をお金と引き換える権利

権利は『資産』、義務は『負債』と覚えましょう!
商品を掛けで売った時に、代金をあとからもらう権利

商品以外を売った場合は未収入金になります。
クレジットカードで商品を売り、あとから代金がもらえる権利
電子化された債権のことで満期日に代金がもらえる権利
次期に持ち越す商品の在庫のこと
他人にお金を貸した時に、あとで返してもらえる権利
他人にお金を貸した時に、約束手形を使用し、あとから返してもらう権利
従業員にお金を貸した時に、あとで返してもらえる権利
会社の役員にお金を貸した時に、あとで返してもらえる権利
取引先や従業員が支払うべき代金を一時的に立て替え、後日返してもらえる権利

従業員立替金として出題されることもあるので注意!
先に代金を支払い、あとから商品が受け取れる権利

商品の全額を払うこともあれば、一部を手付金として払うこともあります。
商品以外のものを売り、あとで返してもらえる権利
支出はしたがその内容が確定できていないお金
後に費用に振り替えるための一時的な資産
商品の販売時に、代金として受け取った商品券
あとから換金できる権利
事務所などを借りるときに支払う敷金や保証金のこと
退去するときに受け取れる権利
切手や文房具など、商品以外の物で、未使用のまま期をまたぐ物
仕入れのときに発生する、仕入れ先に支払う消費税のこと
期の途中で概算額として支払う法人税等
当期の収益のうち、来期に受け取り予定の収益
当期経過分の代金について翌期に受け取る権利
他に『未収利息』『未収手数料』『未収家賃』『未収地代』の勘定科目がある
有形固定資産の一つ
事務所やビル、店舗、倉庫などのこと
有形固定資産の一つ
パソコンや棚、机、椅子などの事務用品の総称
有形固定資産の一つ
会社で使用する車やトラックのこと
有形固定資産の一つ
事務所やビル、店舗、倉庫、駐車場などに使う土地のこと
負債の部
代金として約束手形を渡し、期日に手形分のお金を支払う義務
商品を掛けで勝った時に、代金をあとで支払う義務

権利は『資産』、義務は『負債』と覚えましょう!
電子化された債務のことで満期日に代金を支払う義務
先に代金を受け取り、あとから商品を引き渡す義務

商品の全額を受け取ることもあれば、一部を手付金として受け取ることもあります。
企業や銀行などから期限や利子を決めてお金を借りて、後日返す義務
役員からお金を借りて、後日返す義務
他人からお金を借りる際に、約束手形を使用し、後日返す義務
当座預金の残高が足りない時、銀行が一時的に立て替えてくれるお金
お金をあとで支払う義務
商品以外のものを取得し、あとでお金を支払う義務
金銭等の受け入れがあったが、取引内容がわからないお金
後に本来の勘定科目に振り替えるための一時的な負債
来期の費用のうち、当期に支払済の費用
当期経過分の代金について翌期に支払う義務
他に『未払利息』『未払給料』『未払家賃』『未払地代』の勘定科目がある
来期の収益のうち、当期に受取済の収益
翌期分を前受けしたことによって生じた、翌期に役務(サービス)を提供する義務
取引先や従業員からお金を一時的に預かり、後日返金する義務
他に『従業員預り金』『所得税預り金』『住民税預り金』『社会保険料預り金』がある
商品を売ったときに受け取った消費税
決算で確定した法人税等と仮払法人税の差額で、後に法人税等を納付する義務
株主総会後に金額が決定してから、株主に支払う配当金
純資産の部
会社を開業する際の元手や株式を発行したときなどの追加出資、過去の利益で構成されているもの
企業が稼いだ利益のうち、法律で積み立てることが義務付けられている利益

配当金の1/10以上の金額を残すことが決められているようです!
企業が稼いだ利益のうち、来期に持ち越す利益
収益の部
自社の商品を販売することで得る収益
家賃を受け取ることによって生じた収益
地代を受け取ることによって生じた収益
斡旋や仲介などで、手数料として得た収益
お金の貸し付けや、銀行にあずけることで利息として発生する収益
お金の貸し付けや、銀行にあずけることで利息として発生する収益
原因不明の現金超過額による収益

『雑収益』『雑収入』でもOK!
前期で使用しなかった貸倒引当金を取り崩すことで得る収益

貸倒れとは「相手方の経営悪化や倒産などを理由に売上債権が回収不能になること」を言います。
前期以前に貸倒処理した金額を当期に回収した場合の収益
固定資産を帳簿価額よりも高い金額で売却した場合の収益
費用の部
自社で販売用の商品を購入するための費用
売却した商品の、元々の仕入れにかかる費用
商品販売のための運送料の支払いによる費用

『支払運賃』『発送運賃』でもOK!
従業員に支払う費用
企業が負担した社会保険料に関する費用
広告や宣伝にかかる費用
手数料を支払う(差し引かれる)ことによる費用
利息を支払ったことによる費用
出張費や日々の交通費の支払いによって生じた費用
貸倒引当金を設定する際に、回収不能分として見積もってあらかじめ計上する費用
貸倒れが生じた場合の費用
固定資産の当期の価値減少額を表す費用
インターネット料金、電話料金、はがき・切手代金を支出した費用
文房具、コピー用紙、蛍光灯などすぐに使ってしまう物品を購入した費用
水道、電気、ガス代の支払いによって生じた費用
家賃を支払うことによって生じた費用
地代を支払うことによって生じた費用
火災保険など保険料を支払うことによって生じた費用
固定資産税や印紙税などの税金の支払いによって生じた費用
固定資産税や印紙税などの税金の支払いによって生じた費用
特定の勘定科目で表すまでもない少額の費用
原因不明の現金不足額による費用

『雑損失』でもOK!
固定資産を帳簿価額よりも低い金額で売却した場合の費用
在庫保管用の倉庫の使用料を支出した費用
町内会費など各種会費を支払った費用
会社の利益に対しての課税によって生じる費用

『法人税等』でもOK!
その他
貸倒れになる可能性がある売掛金や受取手形を見積もって準備したお金
固定資産のこれまで計上した減価償却費の累計額
帳簿上の額と実際にある現金がずれているときに、一時的に使う勘定科目(仮勘定)
利益を計算するために、収益と費用を計上する一時的な勘定科目

今回、無料で動画による講義や教材、問題集を提供してるCPAラーニングで学習した内容をもとに勘定科目をまとめてみました!